道路交通法施行規則改正、ご存知ですか?

※ 問い合わせ殺到につき、在庫が無くなった場合は半導体不足の為、次の出荷は未定になります。

安全運転管理者選任事業所(白ナンバーの営業車5台以上 又は 定員11人以上の車両1台以上保有)について、安全運転管理者の選任に加えてアルコールチェック(確認と記録)が義務化される事になりました。この商品「i:AI+」はその法令に対応しつつ、安全運転管理者の負担を大幅に軽減する為のデバイス(機械)です。

上記法令について詳細をご存知の方は、商品説明まで読み飛ばしてください

道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令等の施行に伴う安全運転管理者業務の拡充について(通達)

令和4年4月1日より、路交通法施行規則が改正されます。
この改正は2段階によって行われますが、とても雑に説明すると以下のような形式です。

[令和4年4月1日]

  1. 運転者に対し「安全運転管理者が目視等」で、運転者の状態を確認し酒気帯びの有無を確認する
  2. 上記の記録は1年間保存する必要がある

[令和4年10月1日]

  1. 運転者に対し「アルコール検知器」で、運転者の状態を確認し酒気帯びの有無を確認する
  2. 上記「アルコール検知器」を常時有効に保持する

以上です。

安全運転管理者の負担、コストが増える?

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このように、安全運転管理者の負担は増えます。同時に各運転者にも手間が増えます。”確認”をしなければ法令違反となってしまうからです。現在は、「5万円以下の罰金」(法人等両罰5万円以下の罰金)という罰則がありますが、飲酒運転事故が減らなければ更なる罰則規定や、最悪事業者の一定時間事業停止といった事も起こりうると思われます。その為にも「より簡単に・より確実な」方法を準備する必要があります。

i:AI+ は負担軽減の最善手!

まずはこちらの動画をご覧ください。(開発版につき、製品版は更に高速化しています)
https://www.youtube.com/shorts/ALia1ijBqzo

(ホテルでの展示例)

i:AI+ は AI顔認識機能付き非接触型生体情報計測装置 です。文字にすると非常に難解ですが、実際はとても簡単に運用可能です。

まず、運転者が行う日常業務です。

  1. センサーの前に立つと、自動で体表面の温度を測定します
  2. 次にアルコールセンサーへ息を吹きかけるような表示されるので、指示に従いセンサーへ息を吹きかけます。(呼気アルコール濃度測定)
  3. 顔を左右に振って、顔を識別させます

以上で完了です。慣れてしまえば10秒掛からずに記録する事が可能です。

次に安全運転管理者が行う日常業務です。

  1. 予め、管理画面で「運転者の業務に係る自動車の自動車登録番号又は識別できる記号、番号等」を記録しておきます。
  2. 運転者によって記録された生体データと、上記の番号を紐付けします。また同時に顔認識が正常に行われなかった場合は修正します
  3. 指示事項があれば、それを記載します

以上で完了です。

1. の自動車番号の登録については、常時行う必要はございません。増車・減車した時のみ行う必要がございます。
2. の紐付けは必須です。どの運転者がどの車両に乗ったかを記録する必要があるので、これは必ず行ってください。

また、呼気アルコール濃度が設定された数値を上回った場合、安全運転管理者へ通知する事が可能です。通知方法は、メールもしくはアプリケーションへ通知できます。安全運転管理者がスマートフォン等を所持していれば、そちらにアプリケーションをインストールする事で、そこに通知されます。その場にいなくても状況の把握が可能になります。

営業所・支店 全てをまとめて管理!

管理サイトは、1契約に対して複数台の端末の登録が可能です。つまり、全ての端末を同一サイトで管理できます。営業所が複数あるような法人様には、全ての営業所でこちらの端末を置いて頂くと、全ての記録はサーバに集約されます。当然、契約がある限り記録され続けますので、法令上の「記録を1年間保管する事」という点をクリアできます。勿論、端末には保存されずサーバ上に保管されるので、端末が故障しても記録が消える事はございません。

このシステムは法令に則っているのでしょうか?

はい。このシステムは今回の改正に対応しています。ひとつずつご説明致します。

Q : 安全運転管理者が常に目視確認をしなければいけないのでは?
A : 法令では運用方法でカバーできるように記載されています

法令上では以下の記載があります。

「目視等で確認」とは、運転者の顔色、呼気の臭い、応答の声の調子等で確認することをいう。運転者の酒気帯び確認の方法は対面が原則であるが、直行直帰の場合など対面での確認が困難な場合にはこれに準ずる適宜の方法で実施すればよく、例えば、運転者に携帯型アルコール検知器を携行させるなどした上で、
① カメラ、モニター等によって、安全運転管理者が運転者の顔色、応答の声の調子等とともに、アルコール検知器による測定結果を確認する方法
② 携帯電話、業務無線その他の運転者と直接対話できる方法によって、安全運転管理者が運転者の応答の声の調子等を確認するとともに、アルコール検知器による測定結果を報告させる方法等の対面による確認と同視できるような方法が含まれる。

つまり、法令上では必ずしも対面での必要性は無いと明記されています。機械(デバイス)で測定される度に、安全運転管理者へ測定結果が通知されますので対面が可能であればその場で確認し、遠隔等で困難な時には通話で確認するという運用方法で問題ございません。

また、完全に直行・直帰の運転者の為に、モバイル用端末も開発中です。お手持ちのスマートフォン(Android)と接続し、アプリを利用して息を吹きかけるだけで呼気アルコール濃度測定・報告が可能です。

Q : アルコール検知器の性能は大丈夫ですか?
A : 法令では性能に関する記載はありません

法令上では以下の記載があります。

アルコール検知器については、酒気帯びの有無を音、色、数値等により確認できるものであれば足り、特段の性能上の要件は問わないものとする。
また、アルコール検知器は、アルコールを検知して、原動機が始動できないようにする機能を有するものを含む。

性能上の要件は問わないという事になっております。しかしながら正確に測定できないものは不可なので、弊社から出荷する前にキャリブレーションを行い、正しい数値が出るような状態にしております。また、アルコール検知器は一定回数を超えると正しく測定できなくなります
その場合は他社製品等だとメーカーに送って、修理もしくはキャリブレーションを行う必要がございます。弊社製品は、そのセンサー部分が簡単に交換できるような設計がされているので、わざわざ修理に送ったりサポートを依頼する必要はありません。

Q : ウチの事業主ではこんな事も記録したいんですが
A : 別途費用は掛かりますが、カスタマイズ可能です

ハードウェアからソフトウェアまで全てを自社生産で行っている為、カスタマイズも可能です
基本的には、様々なご意見を頂いてそれらをシステムに反映していきます。
しかしながらどうしても痒い所に手が届かない、とかこういった表示がしたい、こういう調査の仕方をしたい
データのエクスポートが必要、というその企業独自の文化もあるはずです。

そういった個別のご希望を実現できます。当然、その仕様変更には費用が掛かりますが、外注へと依頼する訳では無いので中間マージン等は発生致しません。また、システムに対しては詳しく無い方が大半かと思われます。そういった方々にも判りやすくご説明し、この改修にはこういう手間が必要なので、この位の費用が掛かりますという詳細なお見積りをお出し致します。そちらでご検討頂ければと存じます。

また、データを保存するサーバ自体を特定のデータセンター、サーバ、クラウドで行いたいという企業もあるかと思います。(ISOやコンプライアンス的に) 当然、そういった事も対応可能です。弊社自体がネットワークエンジニアの集団なのでお手の物です。

Q : お問い合わせは方法は? デモ(体験)はあるの?
A : コンタクトからお願い致します

デモ機もございますが、規模によっては弊社代表がお伺いしてデモ(開発機)させて頂きます。

以下のリンクからご連絡ください。
折り返し、ご連絡致します。